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サイズ 図面参照下さい。
投入口:幅342×奥行40(mm)
材 質 前面パネル:ステンレス+アルミ
本体:アルミ
装飾:銅
重 量 約5.2kg
備 考 ※鍵付き
※受注生産品の為、商品発送まで約5日(土日祝日を除く)お時間が必要となります。


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2022年4月24日 (日)

中森明菜(1907)22才の別れ

これも「雨の物語」と同様、伊勢正三の作品で、フォークグループ「風」の歌として有名です。1975年に出されましたが、その後「かぐや姫」盤も出しました。多くの歌手によりカバーされています。

リアルタイムに聴いていた世代として、いろいろな思い出が蘇る曲です。この一年前に出された「なごり雪」とともに永久に不滅の名曲といえるでしょう。

カバーした歌手は、若い人たちも交じっています。明菜さんはそのうち中間世代で、オリジナルの70年代より若く当時の若者の雰囲気や世相を知らないと思います。

それで自分なりに解釈して歌ったと思われますが、歌詞の力のおかげで歌の意図が伝わり、別れのつらさ/哀しさ/甘酸っぱさ、などが聴くものの心を打ちます。私はこのカバーが好きで何度も聴きました。

ハスキーで掠れた声が意外に曲に合い、深さを出しています。また高音で歌うより、低音の落ち着いた歌唱がこの曲には適しています。明菜は何を思って歌っているのだろうか、だれかとの別れだろうか、などと自問自答しながら聴くのも素敵です。

22歳の別れ(中森明菜)  

 

2022年4月16日 (土)

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1977年にイルカがシングルとして出した曲で、伊勢正三・作詞作曲の作品です。

歌は男女の恋愛(別れ)をテーマにしていますが、雨に言寄せて比喩的に歌い上げます。
22歳の別れを作った伊勢らしい抒情歌です。

イルカが自然に、さらりと歌うことで却って別れのつらさを出しています。とても良い歌です。
これをカバーしたのが意外に少なく、研ナオコと明菜さんだけです。どちらも似たタイプなのpで、歌う姿が目に浮かぶようです。

雨の物語 

 

2022年4月12日 (火)

中森明菜(1905)『いちご白書』をもう一度

私は、明菜さんのフォークソングカバーが大好きなのですが、特にこの曲は心に強く響きます。『いちご白書』というのは1970年公開のアメリカ映画で、68年にコロンビア大学で起きた学生紛争を描いた作品です。いわゆる「アメリカンニューシネマ」の一つで「俺たちに明日はない」「卒業」「イージー・ライダー」「明日に向って撃て!」などと並ぶ名作です。

この映画を基にして、荒井由実が75年に書いたものが「『いちご白書』をもう一度」です。そしてフォークグループのバンバンが歌ってヒットしました。

映画も歌もオリジナルを知っている世代ですので、このカバーを聴いたときは懐かしく心がほんわかしてきました。明菜さんは若い世代に属しますので、70年代の雰囲気は知らないはずですが、歌の力があるせいか、胸にジーンときます。オリジナルも好きですがこのカバーも秀逸です。

中森明菜 

 

 

 

2022年4月 4日 (月)

中森明菜(1904)わたしは泣いています

私は昔からリリィの元歌をずっと聴いていました。1974年発売だから相当古いです。
けだるく歌うリリィが何ともかっこよく、心地よい曲だと思っていました。
残念ながらリリィさんは肺がんのため、2016年11月に亡くなりました。まだ64歳の若でした。
もうオリジナルは聴けないので、カバー曲で我慢するしかありませんが、割とカバーが少ないです。
研ナオコや八代亜紀などもカバーしており、どれも味のあるうまい歌唱ですが、明菜さんのカバーが最も合っていると思います。自然体で気持ちをストレートに出す歌唱は、人生さえ感じさせジーンときます。

リリィ 

明菜  

 

2022年3月31日 (木)

中森明菜(1903)フォーク・ソング〜歌姫抒情歌

『艶華 -Enka-』に続く新企画で、プロデューサーに鳥山雄司を迎え1970年代のフォークソングをカバーしたものです。リリースされたのが2008年12月です。実は2008年(平成20年)~2009年(平成21年)はたくさんのアルバムを作りリリースした時期で、活発な活動をした時です。ちょっと仕事し過ぎで疲れた可能性があります。

#タイトル 作詞/作曲/編曲
1「わたしは泣いています」(りりィ) りりィ/りりィ/古池孝浩
2「『いちご白書』をもう一度」(バンバン) 荒井由実/荒井由実/山田正人
3「雨の物語」(イルカ) 伊勢正三/伊勢正三/古池孝浩
4「さよならをするために」(ビリー・バンバン) 石坂浩二/坂田晃一/山田正人
5「想い出まくら」(小坂恭子) 小坂恭子/小坂恭子/市川淳
6「22才の別れ」(風) 伊勢正三/伊勢正三/清水俊也
7「冬が来る前に」(紙ふうせん) 後藤悦治郎/浦野直/市川淳
8「無縁坂」(グレープ) さだまさし/さだまさし/古池孝浩
9「時には母のない子のように」(カルメン・マキ) 寺山修司/田中未知/山田正人
10「わかって下さい」(因幡晃) 因幡晃/因幡晃/酒井ミキオ
11「恋」(松山千春) 松山千春/松山千春/鳥山雄司

曲目リストを見ても分かるように、「時には母のない子のように」は69年、「恋」は80年と、少し時期のずれはありますが、どれも70年代に大ヒットしたフォークの超名曲で、私もオリジナルはよく聴いていました。同時期に流行った吉田拓郎や井上陽水等のメッセージ性の強いフォークと異なり、恋愛や別れなどの日常の出来事を抒情的に表現した作品で、どちらのフォークも好きでしたが、抒情フォークのほうを口ずさんでいました。

明菜さんのカバーは歌姫シリーズで幅広く楽曲を選んでカバーしていますが、私的にはこのフォークシリーズが最も好きです。明菜さんの歌唱力や表現力が一番現れていると思います。オリジナルももちろん素晴らしいですが、オリジナル真っ青な作品もいくつかあります。これは第2集でも共通しています。

 

 

2022年3月26日 (土)

中森明菜(1902)舟歌

元歌は八代亜紀が1979年に出したシングルです。阿久悠(作詞)、浜圭介(作曲)の名曲ですが、やはり歌詞の「お酒はぬるめの燗がいい」「肴はあぶったイカでいい」などのフレーズが印象的で、阿久節炸裂です。

酒場で歌われる演歌の代表の一つで、いかにも日本的情緒があふれています。

このような歌をカバーするのは大変でしたでしょう。明菜さんは歌謡ポップス曲でも湿っぽい酒の曲が合うような錯覚にとらわれますが、実は世界観は相当違っていると思います。そのため、自分の味が出しにくい曲だったのではないでしょうか。

 

 

2022年3月23日 (水)

中森明菜(1901)石狩挽歌

北原ミレイが1975年に出したヒット曲のカバーです。北原ミレイはかつて研音(グループ)に所属していたそうで、しかもワーナーパイオニアレコードにも所属していました。
 
それが縁で明菜さんがカバーしたのかも知れません。北原の1970年のデビュー曲「ざんげの値打ちもない」は阿久悠作詞で村井邦彦作曲という黄金コンビ作品で大ヒットしました。石狩挽歌はデビュー曲に次ぐヒット曲です。
 
王道の演歌という感じで、カバーしている歌手はほとんど演歌歌手です。明菜さんはそれらの中に混じって異質な印象を受けます。あえて演歌っぽくしないで、心を込めたブルースかポップスとして歌ったのだと思います。

 

 

2022年3月22日 (火)

中森明菜(1900)矢切の渡し

この曲もいろいろな歌手によりカバーされているので、誰がオリジナルかわからないほどです。
石本美由起の作詞、船村徹の作曲の作品です。調べると、「1976年にちあきなおみのシングル「酒場川」のB面曲として発表され、1982年にはちあきなおみのA面シングルとして発売された。翌1983年に多くの歌手によって競作され、中でも細川たかしのシングルが最高のセールスとなった。」とありました(Wikipedia)。

細川たかしのが耳に残っています。実際、細川は1983年にこれでレコード大賞をとっています(前年の「北酒場」に続く受賞)。ちあきなおみは、以前「喝采」で大賞受賞していますがこの曲で受賞しなかったのはタイミングの問題でしょう。

ところで、この曲は演歌の中でも最も多くの歌手によりカバーされているようです。それだけ歌いたくなる曲なのでしょう。したがって、歌手側から見るとライバルが多く、歌の実力を試されている曲でもあり、歌うのが躊躇される面もあります。

明菜さんは演歌歌手ではないので世界観が違いますが、演歌の世界に歩み寄ったという感じです。

 

 

2022年3月21日 (月)

中森明菜(1899)海外での人気と海外進出

最近のネット上での話題の一つが、「中森明菜、中国の若者の間ででカリスマ的に再人気になっている」というものです。明菜さんの中国を含めたアジア圏での人気の高さは、このブログでもしばしば記事にしてきました。特に、80年代中盤から後半、90年代にかけて、香港や台湾を中心とした「自由主義的中国」で日本の若者文化の受容が進み、とりわけ当時大人気だったアイドル歌手たちの現地での人気はすさまじいものがありました。当時は日本のTV番組でもランキング形式の歌番組が盛んで、その影響が香港や台湾にも及んでいました。

現地の歌手たちは日本のスターたちをモデルに真似たりしており、ヒット曲のカバーソングも多く作られました。

特に人気があったのが、中森明菜と近藤真彦でした。この男女のカップルスターがプライベートな関係も含めて爆発的な人気を獲得していました。明菜については、「少女A」以降のかなりのシングル曲、およびアルバムの小曲さえも多くカバーされました。「禁区」「少女A」「十戒」などは種類も多く出ていました。

当時少年少女だった人たちは今でも覚えており、明菜たちのことを好きだといいます。そして時代が流れ、現代再び人気が高まっているということです。その背景にはYouTubeなどのインターネット動画サイトによるコンテンツ流通があります。当時のことを知らない人でも、あたかも現在のように昔の動画を見れます。明菜さんの歌の上手さ、容姿、センスなどが現代にも通じるのでしょう。これは何となく理解できます。

80年代日本で大人気だったころから海外に進出して人気をワールドワイドにする試みは、いろいろなスターたちも試みていました。ピンクレディーがその代表でしょう。その前にはザ・ピーナッツもいました。ある程度成功したのかも知れませんが、トップに立つまでには至りませんでした。明菜世代では松田聖子が同様の試みをしましたが、やはり似た結果でした。世界の壁を感じさせることになりました。

明菜本人にも周りが米国進出を勧めることがあったようですが、自信がなかったためか、言葉の問題か、その気はなかったようです。「DESIRE」のころ、マドンナが気にしたぐらいの勢いがあったことを考えると、進出していれば何か変わっていたかもしれませんが、海外進出しないで正解だったのでしょう。

 

2022年3月19日 (土)

中森明菜(1898)1989年イーストライブが放送

今年がデビュー40周年になることを記念してか、1989年(平成元年)4月に行われた「よみうりランド・EAST」ライブがNHKで放送されます。2回放送予定が決まっていて、

・3/19(土)22:30-24:00, NHK-BS4K

・4/30(土)21:00-22:30, NHK-BSP, BS4K

です。地上波放送がないのが残念ですが、一人でも多くの人に見てほしいと思います。

中森明菜伝説のコンサート  

 

2022年3月 7日 (月)

中森明菜(1897)夜桜お七

元歌は坂本冬美の代表曲といっても差し支えないほど有名な歌です。「さくら、さくら」と繰り返す歌詞が印象的で、いかにも日本的でかつ演歌の香りが強い作品です。歌の上手い人のカラオケ曲としても人気です。

演歌のイメージが強いので、こぶしを回して歌う歌唱法が適しているようです。
明菜さんは演歌色を薄めようとしてあっさり歌っていますが、やや物足りなさがあります。

ところで、坂本冬美は自分で「演歌界の中森明菜」と言っているぐらい明菜を意識しているようなので、明菜がカバーする話が出たときはうれしかったでしょう。

坂本盤「夜桜お七」  

明菜盤「夜桜お七」   

 

2022年3月 6日 (日)

中森明菜(1896)悲しい酒

美空ひばりのこの曲は石本美由起作詞、古賀政男作曲という演歌の黄金コンビ作品ですが、どうも最初は別の人への提供だったようです。

セリフ付きで、ひばりが感情移入して泣きながら歌うことで知られています。

この演歌の一つの代表曲といえるものをカバーしたのはスタッフからの勧めがあったためでしょうか? 歌の世界はかなり時代的で気質的に合わないように思います。自分なりに解釈して歌ったのは精いっぱいの意志だと思います。出来としては合格だと思います。

ポップスにおける恋愛ソングや失恋歌と演歌のそれはやはり違う気がしますが、何か共通点を感じたのでしょうか? 本人のコメントを聞きたいものです。

2022年3月 2日 (水)

中森明菜(1895)越冬つばめ

元歌は森昌子が1983年に出した曲です。森はスタ誕出身者であり、中三トリオとして一世を風靡しましたが、演歌の道に進み歌の上手さは定評がありました。

しかしデビュー曲「せんせい」の大ヒットやその後の「中学三年生」「おかあさん」などは少ヒットしましたが、意外にヒットに恵まれず、レコード会社を移籍したのちに出した「哀しみ本線日本海」「立待岬」、それにこの「越冬つばめ」がヒットして代表曲となりました。

演歌のお手本のような曲でカラオケでも人気です。

カバーする場合は本家のような歌い方では(下手な)二番煎じになり、カバーの良さが出ませんので一工夫が必要だったと思いますが、大変苦労したことでしょう。

2022年2月28日 (月)

中森明菜(1894)古畑任三郎シリーズ無料配信中

今、FOD(フジテレビオンデマンド)で、昔の古畑シリーズが無料配信中です。もっとも2週間という制限付きですが、無料で見られるメリットがあります。

いわずと知れた名作シリーズで、しかも第1作「死者からの伝言」に明菜さんが犯人役として出演していることでも知られています。

古畑も若くまだ警部補時代ですが、あの独特のセリフや演技はすでに完成されています。明菜さんは女優としては当時はまだ駆け出しでもない頃なので演技は幼いですが、第1回目という歴史的価値があります。

この作品で最後のほうにしゃべるセリフがまた泣かせます。94年作品ですが明菜さんの89年の騒動から5年程度しか経っておらず、いかに三谷氏が明菜ファンだったか、を併せて考えると感慨深いものがあります。

なお古畑任三郎全作品も順次配信されています。

2022年2月25日 (金)

中森明菜(1893)みちづれ

牧村三枝子の歌として知られていますが、渡哲也も出しており、こちらが先のようです。渡盤が1975年、牧村盤が78年です。演歌の人気曲としてカラオケでよく歌われる名曲です。

カバーをしている歌手は、千昌夫・氷川きよし・テレサテン・石原詢子ほか演歌歌手がほとんどで、明菜さんのようにポップス歌手はいません。

明菜さんがカバーした理由は、おそらく純粋に曲が好きだったためでしょう。ファンが選んだ「カバーしてほしい曲」の人気投票リストには挙がっていませんが、どうしても歌いたかったのだと思います。

明菜さんの歌唱は、演歌のように朗々と歌い上げるものではなく、どちらかといえばフォークソングのようにしみじみと歌っています。元歌になれた耳には多少違和感があるでしょうが、あえて演歌の世界で競演をしようとしなかった心意気(ロック魂)を感じます。

2022年2月21日 (月)

中森明菜(1892)氷雨

この曲は元歌が佳山明生であるが、様々な歌手によりカバーされている。77年に出した佳山盤がヒットし始めたころ、82年12月に日野美歌もカバー盤を出した。そしてこちらも大ヒットして「ザ・ベストテン」等に登場した。ほかにもカバーをした歌手がいたが、佳山と日野がヒットチャートで競った。結局83年の紅白歌合戦には日野が出場を果たした。このため、世間では佳山と日野が犬猿の仲であるかのように噂された。

どちらの盤も素晴らしい歌唱で優劣をつけられない。どちらが好みかで評価が分かれるだけだ。私は日野盤を好むが、佳山盤は奥行きが深いので時々浮気する。

日野美歌は82年に歌ったときは20才であり、当時一世風靡していたアイドル歌手とあまり変らなかった。しかし演歌を歌っていたので大人のイメージが強かった。なお日野は「スター誕生」にも出場しているが予選で落ちている。もし合格していれば後の人生は変わっていただろう。明菜にも影響を与えていたかもしれない。

日野美歌版「氷雨」  

佳山明生版「氷雨」  

明菜版「氷雨」  

 

2022年2月20日 (日)

中森明菜(1891)無言坂

これは元歌が香西かおりで、作詞市川睦月(久世光彦のペンネーム)、作曲玉置浩二の作品であることは知られている。

香西は演歌歌手として分類されることが普通なので、これは演歌と考えたらよいのかといえば少し違うようだ。カバーしている歌手も、演歌系(藤あや子、松原のぶえ、石川さゆりなど)からポップス系(チェリッシュ、玉置浩二など)まで亘っている。玉置はセルフカバーということになるが、明菜のカバーに刺激を受けたのではないかと思われる。

この曲については、過去何度か意見を述べてきたが、以下のまこりんさんの記事にユニークで深い洞察があるので、そちらを見ていただいたほうが良い。

まこりんさんのレビュー記事  

無言坂のいわれ 

無言坂  

2022年2月19日 (土)

中森明菜(1890)天城越え

元歌の石川さゆり盤が出たのが1986年で、その年のレコード大賞で金賞を獲得している。奇しくも明菜さんは「DESIRE」で大賞を獲得しているのは不思議な縁ともいえる。

カラオケブームに乗って長く歌われてきたこの曲は、石川さゆりだけでなく演歌の中でもトップクラスの有名度を持つ。歌に自信のある中高年(女性)が歌いたがるNo.1だろう。86年当時はこれほど人気が出るとは思わなかったが、石川さゆりの「情念を強烈に表に出した歌唱」が印象深かったので、みんなが真似をした。作詞者も作曲者もそういう情念を強く意識した歌として作ったそうです。

明菜のカバーも元歌のイメージから簡単には逃れにくく、ある程度の情念深さは残した歌い方をしています。しかし思ったほど演歌っぽくなく、あっさりしていると思いました。この曲の新しい面を見つけようとした形跡があります。ほかの歌手でカバーした人は意外に少ないので、今後そういう新局面をだしたカバーが生まれることを期待したいと思います。

ところで「天城越え」というのは伊豆の天城街道を南北に縦断して天城峠を超える道のことをいうが、ふつうは天城トンネル(隧道)越えをすることをいう。戦前から川端康成「伊豆の踊子」で有名だったが、戦後になって松本清張「天城越え」でさらに有名になった。松本原作のドラマは、映画やTVドラマ化され一般にも印象深いものになり、天城越えの人気に一役買ったといってもよい。

2022年2月16日 (水)

中森明菜(1889)異ジャンルへの挑戦

「艶華-Enka-」というアルバムタイトルは「演歌」とは違う字を使っているが、中身は有名演歌のカバーになっている。なぜ違う字を使ったのか? これは、スタッフも本人もいわゆるこぶしを回して歌う従来の演歌歌唱によるカバー、物まね的歌い方、ではないことを言いたかったのではないか?

そもそも同じ音楽、それも大衆向けの音楽に細かいジャンル分けなど意味がないかも知れないのに、世間でははっきりと区分けしている。演歌、歌謡曲、ポップス(J-POP)など。ポップスはさらに、アイドル歌謡やロックなどを含み、細分化がされている。そして各ジャンルの歌手は異なるジャンルには進出しないようにしている。あるいは、互いにランキング意識があり、やや他を見下す傾向がある。例えば演歌歌手はポップス歌手より上手いのが当然であり、逆ではないという神話がある。ポップス歌手には演歌は歌いこなせないという自負心がある。逆にポップス歌手側にも「演歌歌手はポップスを歌えないだろう」という上から目線がある。

実際、ジャンルを超えて歌うことは非常に難しく、過去にいろいろなジャンルを歌った歌手はいただろうか? 歌謡曲歌手の中にはジャズやラテン系を歌った歌手がいたかもしれないが、数少ないだろう。逆にポップス歌手で演歌を歌った歌手は知らない(TV番組のある企画や特集コーナーで余興として歌った歌手はいるが、レコードやCDを出した歌手はいないと思う)。

その意味で、明菜がこのカバーアルバムを出したのは画期的だった。それまでの多くのカバー曲を歌ってきた大物歌手として存在感もあったので、演歌に挑戦したのは話題性も高かった。その分、失望させれば叩かれる危険性もあった。

明菜の挑戦精神は自信から生まれたのか? それもあるかもしれないが、私はもっと別の要素があると思う。それはレコード会社(スタッフ)への恩義や義理感、母の影響で子供時代からなじんできた演歌歌謡曲との親密性、歌に境界はないという素朴な信念、などが混じりあったものだっただろう。

確かにこぶしを回すことは避けており、演歌歌手との区別をしたいというこだわりは感じられるが、ポップス歌手としてできる限りの演歌カバーをしたということだろう。曲によっては違和感のあるものもあるが、なかなか出来のよいものが多いように感じる。少なくともパイオニアとしての責任は果たしたといえる。

 

2022年2月14日 (月)

中森明菜(1888)艶華 -Enka-

これまでのカバーとは異なり、初めて演歌のカバーをやるという企画で作ったアルバムです。誰が言い出したかわかりませんが、たぶんレコード会社の上層部でしょう。本人は驚いたことでしょう。
今回のプロデュースも歌姫シリーズと同様に千住明でした。鳥山雄詞もからんで、千住明とのコラボは長いことやってきたので安心して任せていたのでしょう。千住も明菜のことは評価してくれていました。採用された曲は以下の通りですが、ファンからの人気投票で決めました。その投票結果を見ると、面白いことに美空ひばり、石川さゆり、八代亜紀、ちあきなおみなどの名歌手の名曲が人気あったのにも関わらず採用されていません。これは、本人がまだ歌う状況にない・境地にない、と判断したためかも知れません。しかし、聴きたかった曲も多くあります。

#タイトル 作詞 作曲 編曲
1.「艶華I (Instrumental)」千住明 千住明
2.「天城越え」(石川さゆりのカバー曲)吉岡治 弦哲也 千住明
3.「無言坂」(香西かおりのカバー曲) 市川睦月 玉置浩二 鳥山雄司
4.「氷雨」(佳山明生、日野美歌のカバー曲)とまりれん とまりれん 千住明
5.「みちづれ」(牧村三枝子のカバー曲) 水木かおる 遠藤実 千住明
6.「越冬つばめ」(森昌子のカバー曲) 石原新一 篠原義彦 中川幸太郎
7.「艶華II (Instrumental)」千住明 千住明
8.「悲しい酒」(美空ひばりのカバー曲) 石本美由起 古賀政男 鳥山雄司
9.「舟唄」(八代亜紀のカバー曲) 阿久悠 浜圭介 千住明
10.「石狩挽歌」(北原ミレイのカバー曲) なかにし礼 浜圭介 千住明・鳥山雄司
11.「矢切の渡し」(ちあきなおみのカバー曲)石本美由起 船村徹 千住明
12.「夜桜お七」(坂本冬美のカバー曲)林あまり 三木たかし 栗山和樹
13.「艶華III (Instrumental)」千住明 千住明


順位 楽曲名 歌手 投票数 収録
1「天城越え」石川さゆり 2933 ○
2「夜桜お七」坂本冬美 2640 ○
3「越冬つばめ」 森昌子 2485 ○
4「川の流れのように」美空ひばり 2351 ―
5「舟唄」八代亜紀 2342 ○
6「津軽海峡・冬景色」石川さゆり 2310 ―
7「氷雨」佳山明生、日野美歌 2201 ○
8「愛燦燦」美空ひばり 2195 ―
9「無言坂」香西かおり 2187 ○
10「雨の慕情」八代亜紀 2156 ―
11「北の宿から」都はるみ 2147 ―
12「つぐない」テレサ・テン 2145 ―
13「時の流れに身をまかせ」テレサ・テン 2129 ―
14「喝采」ちあきなおみ 2118 ―
15「悲しい酒」美空ひばり 2110 ○
16「みだれ髪」美空ひばり1099 ―
17「人生いろいろ」島倉千代子 1091 ―
18「おもいで酒」小林幸子 1076 ―
19「石狩挽歌」 北原ミレイ 1074 ○
20「雪國」 吉幾三 1070 ―

2022年2月13日 (日)

中森明菜(1887)カバーアルバムの量産

2003年末に「歌姫3~終幕」を発売して以来、カバーソングから距離を置いていました。オリジナルアルバム「Destination」やシングル曲のほうを重点的に売ろうとする意志があったのは確かです。どんな歌手もかつてのように歌(CD)が売れず、TV歌番組の衰退で露出も少なくなっていく中で有名局のカバーを出す風潮が盛んになりつつありました。徳永英明などがその代表例です。

明菜さんもレコード会社の意向を汲みながら、再びカバーアルバムの制作に走らざるを得ない状況に追い込まれていたと思います。そこで、
2007年「艶華 -Enka-」
2008年「フォーク・ソング〜歌姫抒情歌」
2009年「ムード歌謡 〜歌姫昭和名曲集」「フォーク・ソング2 〜歌姫哀翔歌」
と、立て続けにリリースすることになりました。従来のポップスだけでなく、ジャンルを広げた形になりました。慣れない曲もあり、歌いにくかったことも多いでしょう。しかし、努力により素晴らしいカバーソングが誕生しました。レコード大賞の企画賞なども受賞しています。

これらのカバーを聴くと、明菜さんのボーカリストとしてお才能が大きく開花していることが分かります。各曲については、別途感想を述べたいと思います。

この流れは2010年代に入っても続き、現在に至っています。今後、どのような活動再開をするかわかりませんが、ぜひもう一度カバーの歌声を聴きたいものです。

2022年2月11日 (金)

中森明菜(1886)Grace Rain

これもRieによる作詞作曲です。そのため、"Love Gate"や"Only you"と同じ曲調がします。
タイトルに「雨(Rain)」がついていますが、明菜さんの曲には雨に関するものが多いのは何か理由があるのでしょうか。雨は悲しみや涙を想起させ、中森明菜のイメージをそちらに持っていく働きをしています。私は、そうした固定観念が植えつけられることはあまり好ましくないと思っています。
新しい活動がないので、昔のイメージでしか語られないのは仕方ないですが、若いころの恋愛やいろいろの噂話が亡霊のように付きまとっているのは、悲しいことです。もっと様々な顔を持つ人なので、多面性を表に出してほしいのですが、なかなか叶いません。

2022年2月10日 (木)

中森明菜(1885)Only you

この曲も作詞作曲・Rie、編曲・佐々木友祐のスタッフですので、"Love Gate"と同様の音がします。ビートの効いたカッコいい音楽は、かつてのカッコ良い明菜さんらしさを追ったとも考えられますが、若い人向けの音楽をも目指しているようにも聞こえます。

明菜さんのしゃがれた声が虚脱感を醸し出し、力強い歌なのに同時に力を抜いている感じをもたせ、バランスがなかなかのように思えます。また明るい太陽の下で歌うより、暗めのクラブか酒場で夜に一人で歌うのに向いています。スタッフはそういうキャラクターを意識して明菜さん向けに作ったと思われます。

2022年2月 8日 (火)

中森明菜(1884)落花流水

作詞・松本隆、作曲・林田健司、編曲・坂本昌之、というスタッフです。この名前を見てもわかるように、アルバムの中で断トツの知名度をもち、曲のレベルも高いと思います。

タイトルの"落花流水"は古来から知られている四字熟語※ですが、それを踏まえて松本の歌詞が書かれていると考えてよいでしょう。

歌詞  

メロディーも林田の傑作だと思いますが、歌詞が先にありそれに合わせた形で作られたのではないか。あくまで歌詞が主役の歌だと思います。明菜さんはそれが分かっており、気持ちを込めて歌っています。深い低音の女声で、女性が男に身を任せたいと願う「古風な恋愛」模様を歌い上げています。

歌詞に難解で少しこなれていない言葉選びもありますが、イメージは伝わります。

時代を超えた名曲なのでいつか再び歌ってほしいと思います。

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※落ちた花が水に従って流れる意で、ゆく春の景色。転じて、物事の衰えゆくことのたとえ。時がむなしく過ぎ去るたとえ。別離のたとえ。また、男女の気持ちが互いに通じ合い、相思相愛の状態にあること。散る花は流水に乗って流れ去りたいと思い、流れ去る水は落花を乗せて流れたいと思う心情を、それぞれ男と女に移し変えて生まれた語。転じて、水の流れに身をまかせたい落花を男に、落花を浮かべたい水の流れを女になぞらえて、男に女を思う情があれば、女もその男を慕う情が生ずるということ。(三省堂Web辞書より)

2022年2月 5日 (土)

中森明菜(1883)LOVE GATE

作詞・Rie、Miran:Miran、Olivia Burrell、作曲・Rie、編曲・佐々木友祐です。
「夜の華」もそうですが、Miran:Miranというのは明菜さんのペンネームです。
Rieという人は、AKB48やSMAPにも曲を提供しているそうです。アニメ曲も書いていますが、よくわかりません。

この曲はシングルカットされていませんが、よくできた佳作と思います。また明菜さんの声が色気があり、なんともグッときます。

LOVE GATE  

 

 

2022年2月 2日 (水)

中森明菜(1882)花よ踊れ

作詞・夏蓮、作曲・羽場仁志、編曲・上杉洋史です。この曲は明菜さん出演の連続テレビドラマ『プリマダム』のエンディング・テーマでもありました。

作詞の夏蓮さんはビクター音楽カレッジ出身で、作詞家・許瑛子さんとも親交があるそうです。また松本一起氏(明菜さんのジプシークイーンやFinの作詞)のプロジェクトに参加もしていたそうです。そういうつながりからこの曲の作詞をしたのでしょう。

作曲の羽場仁志氏も幅広いアーティストに楽曲を提供しています。覚えやすくインパクトのあるメロディーなのでシングルカットされたのもわかります。TVドラマがバレエダンサーを主役にしていたので、踊るというテーマがフィットしました。

花よ踊れ  

 

2022年1月31日 (月)

中森明菜(1881)夜の華

作詞(何茶李/Miran:Miran/Olivia Burrell),作曲(田中直),編曲(佐々木友祐)という作家陣です。
アルバム中で最も地味(有名でない)曲だと思いますが、単調なリズムで執拗に繰り返す旋律がちょっとだるく感じられる面もありながら、不思議と耳に残り、口ずさみます。

今から考えると、このリズムは当時の流行り音楽の一部だったのかも知れません。明菜さんがこのアルバムで様々なタイプにチャレンジしている様子が浮かび上がります。

DESTINATION(夜の華がなかったので)  

 

 

2022年1月27日 (木)

中森明菜(1880)Seashore

作詞(Adya・Olivia Burrell),作曲(平田祥一郎),編曲(佐々木友祐)です。特に平田氏は2000年代初頭(~2011年頃まで)に、J事務所、ハロープロジェクト(モーニング娘。など)関係、他に多くの楽曲を提供している人です。どういう人脈で依頼したのか分かりませんが、コナミ系のゲーム関連音楽が特異分野で、その後アイドル系ポップスを提供し始めたそうです。

この曲はキレの良いポップスで、いかにも平成サウンドの香りがします。明菜さんは時代を超えてどんな音楽も歌いこなせるので、昭和アイドルという肩書は感じません。こういうタイプの曲作りをもっとたくさん進めていればよかったと思います。歌謡曲歌手のイメージを出し過ぎないほうが成功したでしょう。

Seashore 

 

2022年1月25日 (火)

中森明菜(1879)鼓動

作詞・何茶李Olivia Burrell、作曲・野井洋児、編曲・佐々木友祐というスタッフです。佐々木氏はアルバムの数曲の編曲を手掛けており、全体を支配している感じです。スーパーラブという会社で音楽制作をやっていると出ていましたが、詳しくは知りません。

この曲は、メロディーは、同じ旋律が何度もリピートしつつ途中で転調します。リズムも、終始変わらないテンポで打ち続けます。それで単調な曲に聞えてくるところが少し残念です。

「こどう(鼓動)」というタイトルの曲は、2014年のアルバム「FIXER」にも登場します。表記上は「kodou」とローマ字ですが「鼓動」の意味だと思います。こちらのほうが明菜さんらしい作品作りだと思いました。

 

2022年1月24日 (月)

中森明菜(1878)眠れる森の蝶

"嘘つき”と同じスタッフ、作詞(川江美奈子)、作曲(江上浩太郎)、編曲(佐々木友祐)です。流れるようなリズムとメロディーに、気怠い明菜の声で、川江美奈子の歌詞が歌われるこの曲は、アルバムの中でも傑作に入ると思います。

しかし歌唱している動画はありませんでした。またプロモーションビデオも見つけられませんでした。こういった訴えかけるイメージがあればもっと人気が出たかも知れません。曲の魅力を十分アピールできなかったという点で勿体ない曲です。

ただ明菜さんとしては自然体で歌うスタイルを確立していたので、これ以上のものは望めないのかもしれません。とにかく、一度聞いただけでは十分でなく何度も繰り返し聴くことが重要で、そういているうちに病みつきになる曲です。「DESTINATION」はそういう曲が多いのです。

眠れる森の蝶 

眠れる森の蝶  

2022年1月10日 (月)

中森明菜(1877)嘘つき

作詞(川江美奈子)、作曲(江上浩太郎)、編曲(佐々木友祐)です。2006年頃の作品ですが、歌詞の内容はまだ彼氏との恋愛に揺れる女心を歌っています。明菜さんが40歳を過ぎたころですので、若いころとはずいぶん違うはずなのに、昔のような風景が目に浮かびます。

かつて、1989年に出した「Liar」も嘘つきというタイトルですが、内容は全く違います。「嘘つき」のほうが強く生きる意志を感じさせますが、それでも昔の思いを引きずっている性格が顔を覗かせます。作者もそれを狙ったのかも知れませんが、余りに「失恋」や「悲恋」にこだわり過ぎているという感じがします。ウィスパーボイスに近い弱い発声で歌唱したのは明菜さんのメッセージです。

流れるような美しいメロディーなので、もう少し強めで凛とした歌詞であれば違った歌唱になり、違った曲になっていただろうと思います。

嘘つき  

歌詞  

 

2022年1月 3日 (月)

中森明菜(1876)GAME

アルバム曲の中でシングルカットされた一曲で、"花よ踊れ"の2番目(昔のB面相当)としてリリースしました。このシングルはTVドラマのエンディング曲として採用されたのですが、チャート上では23位と振るいませんでした。

しかしそういう評価とは関係なく、"花よ踊れ"もこの曲も元気のあるダンス音楽的要素が入っており、特に"花よ踊れ"は演奏もラテン系のホーンやホイッスルも入り、ノリの良いものです。

明菜さんの声がハスキー気味の低音なので、渋さが加わりカッコよさがあります。録音の声の音圧がやや小さいのが惜しい感じです(コーラスや楽器音のほうが強く聞こえます)。

GAME  

 

2021年12月27日 (月)

中森明菜(1875)2021年の年の瀬

先週はいろいろなことがあり、記事を休んでいました。世間でもコロナ禍がなかなか収まらず来年に続きそうですし、いやな事件も相変わらず多発しています。明菜さんに若干関係あることと言えば、松田聖子さんの娘さん・神田沙也加さんのニュースがあり、驚きました。これは来年まで話題を引きずるでしょう。

ところで、明菜さんは今年はまったく活動を休みました。関係者には連絡がとれるのでしょうが、一般には音沙汰なしで心配がつのります。デビュー40周年記念の年でしたが特にイベントもなかったので、来年が満40周年で、その時に何かあるか期待しましょう。

確かに年齢的には還暦に近づき、体力的に衰えがある頃ですが、先輩の方々が元気で活動していることを考えると、年齢はさほど活動阻害要因にはならないと思います。やはり病気や体調不良が原因でしょうが、それらは地道に治療を続けるしかないでしょう。我々としては、応援しながらじっと待ち続けるのがベストでしょう。

欲を言えば、ユニバーサルミュージックがもう少し積極的にイベントを企画してくれたらと思いますが、贅沢でしょうか。

 

2021年12月17日 (金)

中森明菜(1874)紅夜

アップテンポでダンスしているような感じの曲ですが、歌詞はかなり妖しい雰囲気が漂っています。
ほとんど、この時期の地声で歌っておりパワフルな歌唱力は衰えていません。

ただ、歌詞の言葉が多いため早口気味になり、低音の声で少し聞き取りにくい箇所もあります。録音時に、声を変えるとかデコレーションしたら面白かったかも知れません。

紅夜(べによ) 

歌詞  

 

2021年12月15日 (水)

中森明菜(1873)DESTINATION

前作『I hope so』から3年後の2006年に発表したこのアルバムは、名前が示す通り、明菜さんにとって一つの「目標・終着点」だったのかもしれません。

シングル曲「GAME」「花よ踊れ」「落花流水」を含む楽曲は、次のステップに進もうとしていた意思が窺えます。年齢も40歳にかかりベテランの域に達して、身の処し方が難しかった頃でもありました。ポップス系で長く歌うことの難しさは演歌歌手以上に大変であることはいつの時代も同じのようです。

作家陣も一流を揃えてくれて、作品の質的には申し分ないと思いますが、メディアへの露出、TV出演などが少なく、実力に比べ世間の評価が低かったのは残念でした。これだけの曲を引っ提げても、チャートの上位に入らないのですから。

ファン向けには、2006年にこのアルバム宣伝のためのコンサートツアーを開催しました。これが今のところ大規模ライブの最後になっています。本当に最後になってほしくないですが。

#タイトル 作詞 作曲 編曲
1.「紅夜 -beniyo-」 林桃子 林田健司 佐々木友祐
2.「嘘つき」 川江美奈子 江上浩太郎 佐々木友祐
3.「Seashore」 AdyaOlivia/Burrell 平田祥一郎 佐々木友祐
4.「眠れる森の蝶」川江美奈子 江上浩太郎 佐々木友祐
5.「鼓動」何茶李Olivia Burrell 野井洋児 佐々木友祐
6.「GAME」(album version)工藤周 林田健司 上杉洋史林田健司
7.「夜の華」何茶李Miran:MiranOlivia Burrell 田中直 佐々木友祐
8.「花よ踊れ」(album version) 夏蓮 羽場仁志 上杉洋史
9.「LOVE GATE」RieMiran:MiranOlivia Burrell Rie 佐々木友祐
10.「落花流水」(album version) 松本隆 林田健司 坂本昌之
11.「Only you」Rie Rie 佐々木友祐
12.「Grace Rain」 Rie Rie URU

2021年12月12日 (日)

CAPTAIN STAG M-3165 レニアス メッシュタープセット

2004年の「歌姫レコーズ」設立し、新しい音楽の試みに力を入れ始めた頃の翌年、2005年の7月、品川のclub eX(450席)にてスペシャル・ライブツアーAkina Nakamori Special Live 2005 Empress at CLUB eXを開催しました。これは「歌姫」シリーズの作品を中心にしたライブで、一つの締めくくりの意味がありました。

2006年はデビュー25周年目にあたり、4月より日本テレビ系の連続テレビドラマ『プリマダム』に出演。同ドラマのテーマ曲として46枚目のシングル「花よ踊れ」を5月にリリースしました。同年6月には、3年ぶりとなった22枚目のスタジオ・アルバム『DESTINATION』を発売し、同作を携えたツアーAKINA NAKAMORI LIVE TOUR 2006 〜The Last destination〜も開催しました。

このように、歌と女優との二本立てで精力的に活動をしていた頃でした。しかしTVでの歌番組への出演はあまりなくなり、世間への認知度は低下していたことも事実です。ヒット曲が生まれなかったためでもあります。

それでも音楽的には良作をキープしていたと思います。スタッフもそれなりに充実し、年齢40歳過ぎの歌手としては十分な活躍と言えるでしょう。

 

2021年12月10日 (金)

中森明菜(1871)歌姫レコーズと「赤い花」

歌姫レコーズは、2004年に設立されたユニバーサルミュージック内の中森自身の私設レーベルなのですが、歌姫という言葉をこれまで出したアルバム名「歌姫」以外にも展開していったわけです。最近では"歌姫"は女性歌手あるいはせいぜい歌の上手い女性歌手という意味で使われていますが、元々明菜さん用に作られた造語だったといえます。中島みゆきの曲にも同様の名前がありますが、広く使われ始めたのは中森明菜でした。

名称の話はさておき、彼女が意識的に歌姫としての存在感を出したいと思ったことは確かです。その第一弾として発売したのが「赤い花」でした。発売が2004年5月12日。シングルカットですがカバー曲です。韓国の歌手パク・ヨンハ「初めて出逢った日のように」の異名同曲異歌詞ですが、明菜さん自身がこの曲自身を2004年7月7日に発売しました。つまり異名同曲をほぼ同時期に発売したということです。

ちなみに、どちらも編曲は武部聡志ですが、「赤い花」の訳詞川江美奈子、「初めて出逢った日のように」の訳詞松井五郎、です。同じ曲なのに歌詞と歌い方で全くことなる曲に感じます。明菜さんの歌い分け技術に拠るところも大きいですが、歌詞の世界の違いもあるでしょう。「赤い花」のほうが力強く歌っています。205年頃にTVでも披露していたようですが私は見ていません。当時は興味がまだなかったからですが、今から思えば残念です。

赤い花  

赤い花  

 

2021年12月 9日 (木)

中森明菜(1870)NO MORE ENCORE

宇崎竜童のカバー曲、もとは内藤やす子の曲です。作詞阿木燿子、作曲宇崎竜童という黄金コンビ作品で、内藤が発売したのが1991年です。宇崎自身が歌ったのはその前ですがはっきりとした時期は分かりません。

内藤の歌唱はドラマティックなものですが、明菜さんはしっとりとしかし力強く歌っています。どちらも素晴らしいです。一つの作品がいろいろな味わいを見せてくれるのは嬉しいことです。恐らく作詞家作曲家にとってもそうでしょう。

どんな気持ちで歌ったのか不明ですが、曲名通り「もうアンコールはしないで欲しい」「歌うのはこれが最後です」という意味ではないことを祈ります。

この[歌姫3]の中でもトップクラスの出来栄えだと思います。TVなどでもう一度歌って欲しい曲の一つです。きっと感動します。

NO MORE ENCORE  

 

 

2021年12月 8日 (水)

中森明菜(1869)恋の予感

作詞井上陽水、作曲玉置浩二の黄金コンビによる1984年の曲です。オリコンやザ・ベストテンでも上位に来るなど大ヒットしました。オリジナルは安全地帯ですが、ほぼすぐに井上陽水もセルフカバーしました。

ちょっと気怠い感じのメロディーと歌詞、玉置による厚みのある歌唱が魅力で、カラオケでも人気でした。

明菜さんがカバーしたのは、陽水や玉置浩二に深い縁があるだけではないでしょう。曲自体のもつ味、世界観(主人公の心情)がぴったり合ったからだと思います。自然に感情移入して歌えるからだと思います。明菜さんのハスキーな声も一役買っています。

玉置浩二は歌唱力の高さが近年認識されていますが、作曲力も高いことが分かります。

恋の予感  

 

2021年12月 7日 (火)

中森明菜(1868)傘がない

これは井上陽水がファーストアルバムとして1972年に出した「断絶」に収録された曲で、シングルカットされました。フォーク世代の初期の頃の作品です。当時の学生運動時代の若者の気持ちをよく表した曲で、大好きでした。

明菜さんは陽水の曲をいくつかカバーしていますが、その中でもこれはなかなかの出来だと思います。世代が違う明菜さんが陽水と同じ気持ちで歌っているとは思いませんが、自分の経験に置き換えて感情移入していると言えるでしょう。

傘がない  

ライブ映像です。 

2021年12月 5日 (日)

中森明菜(1867)ALONE (B'z)

元歌はロックバンドのB'zが91年に出した曲で、作詞稲葉浩志、作曲松本孝弘です。
私はB'zをよく知らなかったので、この曲を聴くのは初めてでした。稲葉氏の歌もYouTubeで聴き、こんな歌だったのかと思いました。

明菜さんのカバーは元歌と全く異なる曲になっており、若干歌謡曲か演歌っぽく聞こえることがありました。これはメロディーや歌詞がもともとそういう湿っぽい世界を描いているのではないか、歌い方を歌詞に合わせて変えると、歌謡曲になってしまうのではないか、と考えました。

それにしても、明菜さんの表現力は一筋縄ではいかないですね。

ALONE  

 

2021年12月 2日 (木)

中森明菜(1866)窓

この元歌は松山千春が1979年にリリースした作品で、オリコンやザ・ベストテンでも上位にいくほどヒットしました。松山はその声が特徴で、哀愁をおびながら力強い芯のある美声が無二の存在です。さらに、自作自演ですがその作詞作曲力はすごいものがあります。多くの名曲を生みだしています。「窓」もそのうちの一つです。

歌詞は男から女に語り掛ける内容ですが、明菜さんのカバーは男の気持ちを分かっている女から相手の女への歌になっています。また明菜さんの発声は見掛け上は松山のような力強さはありませんが、丁寧に切々と歌う中にむしろ女性の芯の強さを感じます。とにかく、名カバーです。

なお、2008年「フォーク・ソング〜歌姫抒情歌」で松山の別の曲「恋」もカバーします。これも素晴らしいカバーです。

 

 

 

2021年12月 1日 (水)

中森明菜(1865)夜霧よ今夜も有難う

これは、石原裕次郎が1967年に主演した同名の映画「夜霧よ今夜も有難う」の主題歌として歌ったものです。浅丘ルリ子とのダブル主演でした。といってもあまりに古く、私も見たことがありません。

しかし石原裕次郎のこの歌は、飲み屋やカラオケで盛んに歌われ大ヒットしたと言えます。

明菜さんがこれをカバーしようとした理由や背景は分かりません。縁やつながりが見えません。しかし、歌そのものの世界に惹かれたのかもしれません。男歌ですが、女性から見た切なさや気怠さを歌い上げており、中々聴かせます。ちあきなおみに似た歌い方です。スナックなどで歌われるとコロッと行くでしょう。

ロゴス(LOGOS) ナバホ Tepee 400 セット-BB 71908002 

 

2021年11月30日 (火)

中森明菜(1864)ハリウッド・スキャンダル

元歌は1978年に郷ひろみが歌ってヒットした曲で、作詞:阿木燿子、作曲・編曲:都倉俊一という作家陣です。郷はこの年は「林檎殺人事件」などTVドラマからのヒットが続き、乗りに乗っていた頃です。

ヒットメーカーの阿木・都倉ですから、売れ線のメロディーと歌詞を書いてくれ、それに郷の甘い歌声が乗りヒットしたわけです。歌詞は、

歌詞

にあるように、ちょいわる男(ヤクザ風)とその愛人との恋愛劇なのですが、深刻な内容のわりに明るい感じするのは郷の歌のせいかも知れません。

このような曲を明菜さんがカバーした理由は分かりません。ザ・ベストテンなどでもこの曲はよく歌われたので、明菜さんが子供(小中学生)の頃にTVで見て好きになったのかも知れませんし、作詞の阿木や作曲の都倉に縁が深いことから来たのかも知れません。

曲そのものはとても良く、私も大好きです。郷の歌唱もステキですが、明菜さんのカバーが味があり、より一層好きです。

 

ハリウッド・スキャンダル

2021年11月29日 (月)

中森明菜(1863)東京砂漠

この元歌は、内山田洋とクールファイブが1976年に出した曲です。69年に「長崎は今日も雨だった」でデビューして以来、大人気ムードコーラスグループになったクールファイブでしたが、やはりリードボーカルの前川清の声、歌唱のインパクトが魅力でした。

この曲も東京を砂漠となぞらえることに功績のあった最大のヒット曲でした。オリンピックのあった64年に起きた東京大渇水で「東京砂漠」という呼び方が生まれたそうですが、この曲のもつ哀愁と歌詞はとても強烈でした。

当時地方から上京した人は、東京砂漠を身に染みて感じていたはずです。私もこれを聴くと涙が出てくるほどです。ところで、この曲をカバーしている(発売している)のが、中森明菜と桑田佳祐(サザン)だけとのこと。どちらも東京人ないし神奈川人というのが面白いです。たぶん、前川氏の歌唱が強烈過ぎて、カバーしてもインパクトに負けるのでしていないのだと思います。

しかし「歌姫3」のカバーは、前川流の歌い方とは全く異なるアプローチでした。男性が歌う場合と女性が歌う場合で異なるのは当然ですが、明菜さんのカバーは、「相手の男性(恋人?)が恋人の女性のことを想って語っていることを、女性である明菜さん自身からその女性に向けて、語り直している」感じがします。その結果、とても味がある歌になって、魅力が倍増しています。元歌も当然素晴らしいですが、このカバーも劣らず素晴らしいです。

東京砂漠  

 

2021年11月26日 (金)

中森明菜(1862)スローなブギにしてくれ (I want you)

この元歌は南佳孝の1981年の作品ですが、これは映画「スローなブギにしてくれ」の主題歌として南が作曲・歌唱した曲でした。作詞は松本隆。この映画は1981年3月公開で藤田敏八監督、『東映と角川春樹事務所による製作で、東映洋画が配給した。浅野温子の初主演作で、その小悪魔的な演技が話題となった。』(Wikipedia)とあります。

さらにこの映画は、片岡義男原作の1976年の小説「スローなブギにしてくれ」を映画化したものでした。いずれにせよ、70年代から80年代初頭にかけて人気を博し、歌もヒットしましたので、私もよく覚えています。

明菜さんがこのような古い曲をカバーしようとした理由は分かりませんが、思い入れは南義孝にあるのではないかと想像します。初期の頃に、「ヨコハマA・KU・MA」「第7感(セッティエーム・サンス)」を提供しています。どちらも良い曲で、特に「ヨコハマA・KU・MA」はファンの間でトップクラスに位置する人気です。

この「歌姫」での歌唱は、男歌に合わせてハスキーな低音ボイスで歌っています。南の方が透き通った高音です。明菜さんが男歌を歌うのは珍しく、このアルバムが初めてではないでしょうか。それで、全体にわたってハスキーボイスを維持しているのだと思いました。

スローなブギにしてくれ  

 

2021年11月22日 (月)

中森明菜(1861)踊り子

"歌姫3"で、村下孝蔵のこの曲をカバーしました。元歌は1983年に村下が発表したもので、当時"初恋"が大ヒットして一躍注目を浴びていた村下が続けて発表したのがこれです。こちらも10万枚以上のヒット曲になりました。

ところで、村下と明菜さんとの縁は意外にあるようです。村下が1991年にシングルで出した"アキナ"という曲があり、村下はこの女性名の"アキナ"は中森明菜へのエールであるという趣旨の発言をしています。91年と言えば明菜さんが事件の痛手から復帰し再活動を始めたころです。もともと明菜さんを注目していた可能性があり、それが事件で元気をなくしているのを立ち上がらせたいという思いがあったのでしょう。

しかしそのことは村下から直接明菜さんへは伝わらず、99年に病死してしまいます。後になってそういう背景を明菜さんが聞き、感激したといわれています。その返礼として、"踊り子"がカバーされました。"アキナ"をカバーすることもあり得ましたが、余りに直接的で無理だったようです。

村下の元歌とは異なり、明菜さんはしっとりと声を振り絞るように歌いますが、思いが伝わってくるようです。

踊り子 

 

2021年11月18日 (木)

中森明菜(1860)愛はかげろう

"歌姫3"の第3曲目で、雅夢(ガム)のカバー曲になります。雅夢(ガム)が1980年に発表した作品で、80年から81年にかけて流行りました。70年代のフォークソングの香りを残す名曲です。

作詞・作曲の三浦和人が失恋の痛みから抜け出すために書いた曲とのことです。女言葉で書かれているので、明菜さんがカバーしたのは自然だったと思います。

元歌の悲しくも力強い歌に比べ、明菜さんのカバーは女性の涙・やさしさ・弱みを素直に出した生々しさがあります。ハスキー気味の声質にも合っています。私は元歌の良さを認めつつも、このカバーは勝るとも劣らないと思っています。

愛はかげろう  

 

2021年11月15日 (月)

中森明菜(1859)歌姫3 〜終幕

2003年12月3日にリリースしたカバーアルバムです。歌姫シリーズの第3弾でシリーズの完結盤として締めくくりの作品でした。

歌姫シリーズはどれも素晴らしい曲と歌唱が並んでいますが、特にこの第3弾は特筆すべき楽曲が選ばれ、しかも絶品というべき歌唱をしています。カバーの域を超えてオリジナルに匹敵するものばかりです。

全体としてニューミュージック系J-POPが多い感じがしますが、それぞれは明菜さんの思い入れが深い曲です。陽水、村下孝蔵の曲を選んだのは必然でした。また、最後に阿木・宇崎作品を選んだのも意味があります。

#タイトル 作詞 作曲
1.「回帰 〜歌姫3 Opening (instrumental)」 千住明
2.「傘がない」(井上陽水のカバー曲) 井上陽水 井上陽水
3.「踊り子」(村下孝蔵のカバー曲)  村下孝蔵 村下孝蔵
4.「愛はかげろう」(雅夢のカバー曲) 三浦和人 三浦和人
5.「スローなブギにしてくれ (I want you)」(南佳孝のカバー曲) 松本隆 南佳孝
6.「夜霧よ今夜もありがとう」(石原裕次郎のカバー曲) 浜口庫之助 浜口庫之助
7.「東京砂漠」(内山田洋とクール・ファイブのカバー曲) 吉田旺 内山田洋
8.「窓」(松山千春のカバー曲) 松山千春 松山千春
9.「Manish 〜歌姫3 Interlude (instrumental)」 羽佐間健二
10.「ALONE」(B'zのカバー曲) 稲葉浩志 松本孝弘
11.「ハリウッド・スキャンダル」(郷ひろみのカバー曲) 阿木燿子 都倉俊一
12.「恋の予感」(安全地帯のカバー曲) 井上陽水 玉置浩二
13.「NO MORE ENCORE」(宇崎竜童のカバー曲、もとは内藤やす子の曲) 阿木燿子 宇崎竜童

2021年11月12日 (金)

中森明菜(1858)憧憬<しょうけい>

作詞川江美奈子、作曲Zenkyuですが、Zenkyuというのは分かりません。

この曲は、しっとり系で、歌詞を丁寧に聴かせるタイプです。それに合わせたようなゆっくりしたメロディーとシンプルなピアノ中心の演奏をバックに、透明感のある声で歌い上げています。

単調なメロディーの印象がありますが、サビの盛り上げはきっちりと歌っています。

アルバムの中では地味な楽曲で、埋もれてしまいそうですが、一息入れるのにぴったりの位置にあります。全体の構成を考えて配置されていることが分かります。「I hoe so」はこういう曲が出てくるので、するめのように繰り返し聴きたくなります。

憧憬  

 

2021年11月 9日 (火)

パデルノ 外輪鍋(蓋無)1009-20cm 電磁

アルバムの中で「Rain」の次に来る曲です。作詞中森明菜、作曲松本良喜ですから、自作の歌詞を歌うのは迷いも間違いも起こす可能性はなかったでしょう。

この曲だけを聴くと、ちょっと不安定でぼそぼそ歌っているように感じたのですが、Rainから始まり次の「風の果て」へのつながりの中で聴くと別の感覚を覚えました。つまり、歌詞の中では「Rain」のときの雨が「虹」でも続いているのです。「虹」という希望の気持ちが起きるのは、最後の小節になってからです。

要するに、各曲の作詞は違いますが、歌詞は曲間を渡り歩くようにつながっています。全体としてとらえないと理解できないのです。歌唱の方もそれに合わせ、変えているように思います。ストーリーテラーとしての中森明菜があると思います。

 

 

2021年11月 8日 (月)

中森明菜(1856)うつつの花

作詞松井五郎、作曲マシコタツロウですが、マシコというのは分かりません。

この曲はバラードなのですが、歌謡曲の香り強く、情念が感じられる歌詞とメロディーに明菜さんの情熱的な地声の歌唱が印象的な歌です。伴奏も残ります。アルバムの中でも好きな曲です。

アルバムのフィナーレをこの曲と「Days」で終わらせる構成は見事です。武部聡志によるプロデュースは成功だったと思います。明菜さんもワーナー時代の名作に続き、ユニバーサル時代も名作を生みだし続けていたことを思うと、それが今に続かなかったことは残念でなりません。

 

2021年11月 5日 (金)

中森明菜(1855)夕闇を待って

これは作詞・作曲が川江美奈子で、"紡ぎ唄"と同じく完全な川江作品です。

シンプルな旋律と分かりやすい歌詞で、90年代的な作品です。明菜さんに合わせた楽曲というわけではなく、割と普通のJ-POPないし歌謡曲といった感じです。

ギターとピアノのみの透明感のあるシンプルな伴奏も好感がもたれます。それに明菜さんの優しい声の歌唱が乗って、風に流れるように進みます。地声で歌っていますが、堅く冷たい感じではなくすべてを包み込む暖かさに満ちています。

これも隠れた名曲といって差し支えないでしょう。アルバムを掘り起こすとこんな曲がごろごろ出てきます。

夕闇を待って 

 

2021年11月 3日 (水)

中森明菜(1854)風の果て

作詞・松井五郎、作曲・織田哲郎になるこの曲は、不思議な感じのする作品です。このアルバムはバラード集ということで、恋に関するものが多く儚い感じがするのですが、これはちょっと違います。どこか中東かその辺の外国の香りをさせつつ、地声の力強い歌唱がフォークの感じもさせる不思議な曲です。

こういうテイストの曲をもっと歌って欲しいですね。これは隠れた名曲と言って差し支えないです。

#Youtubeで「風の果て」と検索すると柴咲コウさんの曲が出てきます

2021年11月 2日 (火)

中森明菜(1853)Days

アルバムの先行シングルとして2003年4月に発売されたこの曲は、作詞を明菜さんがして、作曲を織田哲郎、編曲を武部聡志がしました。テレビ東京系『女と愛とミステリー』エンディングテーマ曲に起用されたとのことですが、覚えていません。

チャート的には30位と振るいませんでしたが、当時の人気度から言ってそんなものでしょう。

しかし曲はとても良く出来ています。スローテンポでしっとりと歌い上げる明菜さんの歌唱も、歌謡曲の良さを残し中森明菜の歌という感じが強く出ています。ドラマの歌としても合っています。

Days 

 

2021年11月 1日 (月)

中森明菜(1852)紡ぎ唄

このアルバムに3曲(他に"夕闇を待って"、"憧憬")を提供している川江美奈子の作詞作曲です。恋人を待ち続ける女性をストーリーにした内容で、明菜さんの楽曲によくあるものです。

アルバムのコンセプトに合った曲ですが、このころの心情とは少し違っていたのではないかと想像しています。もっと明るく軽快なリズム感のある作品を求めていたのでは? 2002年「Resonancia」、2006年「Destiination」的な方向性のほうが合っていたのではないか?

それでも曲としては良い作品です。

紡ぎ唄  

 

 

2021年10月31日 (日)

中森明菜(1851)Veil

作詞・中森明菜、作曲・武部聡志の曲です。このアルバムは4曲も明菜さんが作詞しています。

この曲の特徴は歌唱の声にあります。スローバラードを歌い上げていますが、朗々と歌うのではなく、ハスキーなしかし透明性のある柔かい声で歌っています。ハスキーな歌声は少し苦しそうに聞こえないこともないとは限りませんが、むしろ祈りの声に聞えます。アレンジやバックの演奏が上手く声と合っているので、この歌い方で正解だと思います。

明菜さんはこれまでもアルバムを制作するとき、いろいろな歌い方を研究しています。このアルバム制作でもそうです。新しい新鮮に聴こえる歌声、曲の世界を感じさせる歌声、に注力しています。それによって、飽きずに全ての曲を聴くことができます。

2021年10月28日 (木)

中森明菜(1850)Rain

岡本真夜の作詞作曲によるこの曲は、暖かい気持ちにさせるバラード作品で、疲れた心を癒してくれる感じがします。壮大なスケール感はありませんが、孤独な時や親しい人と一緒にいる時に包んでくれる母性感があります。

このころはTVでの歌唱シーンはほとんどなくなったので、残念ながら映像は残っていないと思います(プロモーションビデオ以外で)。やはり明菜さんはビジュアルと一緒に聴くのがベストなので、このハンディは大きかった。

プライベートな面はどうだったのか、影響していたのか、いろいろ気になる面はあります。

なおRainという名前の曲には、Destination「Grace Rain」,オールタイムベスト・オリジナル「Sweet Rain」というのも後に歌っていますので、好きなテーマなのかも知れません。

 

2021年10月25日 (月)

中森明菜(1849)I hope so

2003年5月に発売されたこのアルバムは、初のバラード集としてリリースされたわけですが、ワーナー時代にもバラード調の曲は歌っていました。しかし単発の曲ではなく、全体がバラードで構成されるというのは確かに初めてでした。

アルバムのプロデュースは、先に出したセルフ・カバー・ベスト・アルバム『Akina Nakamori〜歌姫ダブル・ディケイド』に引き続いて武部聡志が担当しました。全楽曲のアレンジも担当しました。

岡本真夜、松井五郎、織田哲郎、川江美奈子などの作家陣を集めて、優れたバラードを提供してくれました。

当時の音楽界の主流は浜崎あゆみや宇多田ヒカル、サザンやB'zなどのロックでしたので、歌謡曲っぽいPOPSは古臭くみられていました。それで、地味にひっそりと活動していたわけですが、カバーアルバムの方に力を入れることになりました。オリジナル作品ではどうしてもヒット曲が出ないためです。しかし今考えると、オリジナルの方をもっと突き進んで独自の世界を作り上げたほうが良かったのではないか、と思えてきます。明菜さんは40歳前後の年になっており、その年齢で歌える楽曲はたくさんあったはずです。しかし音楽ビジネス上それが無理だったのだと思います。

I hope so 

 

2021年10月22日 (金)

中森明菜(1848)Akina Nakamori〜歌姫ダブル・ディケイド

2002年末(12月4日)に出されたこのセルフカバーアルバムは、ユニバーサルから発売されましたが、内容は80年代のワーナー時代に歌った自分の曲のカバー集です。シングル曲に加えて、アルバム曲「駅」も含まれています。

2002年には、このほかにもアルバム「-ZEROalbum-歌姫2」「Resonancia」、シングル「The Heat 〜musica fiesta〜」、ライブツアー「MUSICA FIESTA TOUR 2002」、紅白出場、など多くのイベントを開催し精力的に活動しました。これはデビュー20周年記念ということが第一の理由です。37歳になった年でもあり、今後の進路を決める時だったのだと思います。

このダブル。ディケイドは、プロデュース:中森明菜;共同プロデュース:武部聡志、ということですが、Artist & Repertoire(アーティスト・&・レパートリー)のチーフとしてユニバーサルの藤倉尚も参加しています。藤倉は現在社長をしている人です。

このセルフカバーについては、彼女の思うところがあったのだろうと思います。単に80年代の若いころのオリジナル通りに歌うことはせず、年季の入った現在の姿を見せることにしたのでしょう。若干違和感のあるカバーもありますが、新しい自分発見の思いは伝わりました。

本当は40台、50代、60代と過去の曲をその年齢に応じて歌ってくれると嬉しいのですが、そういう気持ちにはならないのでしょうか。

 

 

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